こちょうのゆめ

躁鬱がひどいです。万年金欠学生のチラ裏話。

はじめましてにつきましての

色んなオタクの人たちのブログを読んでていいなと思ったのではじめました。ある舞台俳優のヲタクです。

 

だいぶこじらせなので推しくんについていっぱい話したい事あるんですけど、同担と繋がってる垢でも鍵垢でも言いづらいことってあるじゃないですか…。そういうことをぽつぽつ語る逃げ場がほしくて……。

 

 

私は今すごく悩んでます。

 

つい先日のファンミーティングで推しくんに認知されて、毎回送っている手紙越しに推しくんに個として認識されていたことが判明しました。今までもらったことのない類の彼からの感謝の気持ちやこれからについてほんの少しだけ言葉をもらって、その時はまさかの事でとてもありがたくて天にも登る気持ちでした。会場を出てからはアイメイクが崩れるのも構わず一人でぼろぼろ泣きながら鼻水たらして電車にゆられて帰りました。

 

応援し始めてから早数年、推しくんのことが大好きな気持ちは日々増していくばかりでした。でも好きの気持ちが強すぎて、なんとなくあちらに顔を覚えてもらったり自分の名前を名乗ったりするのにはおこがましさを感じていて、いくら現場に通っても彼の目に入る形での自己主張はなるべくしないよう心がけていました。TwitterInstagramのリプも一度もしたことがないくらい臆病者です。

 

そんな私が、推しくんに認知されてしまいました。正直、これからが怖くて仕方がありません。

 

これまでは私の気持ちが完全に匿名の一方通行のものだったから好き勝手に愛を叫べたものの、それに対して推しくんから、「この前はありがとう」とか、そんなことを言われたりしたら、私はもう今までのようなファンではいられない気がして。

 

私は推しくんの負担にならない、背景の一部としてのファンで居たかった。握手会やチェキ会の短い時間で自分の感謝の気持ちを伝えて、推しくんににっこりしてもらうだけで満足できるファンで居たかった。

 

私は生まれてこの方恋をしたことがありません。むかしは告白されたこともありましたが、どうにも自分がその人の事を好きになる未来が見えなくて、恋したいなぁとは思っても付き合うまではいきませんでした。

 

だから今推しくんに抱いているこの気持ちが、恋なのかどうか、私には判断がつかないんです。リアコではない、リアコではないとずっと自分に言い聞かせてこれまで応援してきたのに、いざ本人に認知されたら、自分がぐらぐら揺らいでいます。

 

ふと、私がずっと恐れていたのはこの感情だったんじゃないかと思いました。

 

 

私は雲の上にいる、手の届かない人に初恋を捧げてしまったんじゃないか。

 

相手が男性であれ女性であれ、こんなに一人の人のことが頭の中を占める経験はしたことがありませんでした。何を見ても推しくんのことを思い出してしまうし、こんな時推しくんならどうするかな、とか。ちょっとでも可愛い姿で推しくんの視界に入りたいな、と思ってそれまで好きじゃなかったおしゃれや化粧が好きになりました。

 

私の推しは太陽みたいなきらきら輝いてみんなに好かれる人の良い笑顔をする人です。独特な感性を持っていてすこし不思議ちゃんだけど、彼の周りには自然といい人ばかり集まってきている気がします。彼の人柄のおかげか、ファンの方も優しい人たちばかりでとても平和な界隈だと思います

冗談抜きに私は推しくんのことを神様だと思っています。私と同じ世界に存在するにはあまりに善良であまりにうつくしくて。

 

そんな綺麗な彼に、こんなどろどろした汚い感情を持ってしまった自分が嫌で嫌で仕方ありません。

 

イベントで、彼が他のファンの頭を撫でている所を見てしまった時、雷に打たれたような心地がしました。しばらくの間もやもやした感情がまとわりついていて、数日後にやっと、多分これが嫉妬なんだと気づきました。ファンサだって推しくんの仕事の一部なんだから、こんなことで嫉妬しちゃいけないのは分かってます。そのファンの方は財力のない小娘な私よりもはるかに現場に通っているし、推しくんの助力になっているんだから、他と違った扱いをされるのは当然なのに。それでもやっぱりつらいです。こんなに汚い独占欲を、神様みたいに思っている推しくんに向けるのが嫌です。

 

世間の人ってみんなこんな思いで恋をしてるのかなぁ…。そう思うと同級生の女の子や、一方的に恋の相談をされた男友達に尊敬の念がわきます。恋ってこういうものなのかな……。あってるのか?やっぱりこれは恋とは違う種類の愛なのか?

 

 

これから私の人生の上でどうしてもがんばらなければいけない事柄があるので、推しくんの現場に行ける回数がガクッと減ってしまいます。上手く行けば半年。それを超えれば精神面でも金銭面でも余裕が生まれるので、今までよりもっともっと通えるようにはなるのですが…。

 

このよく分からない気持ちを抱えて、推しくんに会えない毎日を過ごせるのかどうか。そしてなにより、現場に通う回数が減って私は推しくんにすっかり忘れられてしまうのではないか。とても心配です。

 

 

今までは認知されたくなくてひそかに応援していたのに。私の中で認知という一線を超えてしまったことで欲はどんどん膨れ上がります。他の人が知らない彼を知りたい。彼の全部を知りたい。

 

 

はたして私がリアコなのかリアコじゃないのか、もう答えは出てる節はあるんですが、まだ認めたくないので……。いくつかブログを書いて自分でも納得いく答えが得られたらいいなぁと思っています…。

 

 

 

段々と現実と夢の区別がつけられないタイプのヲタクに成り下がっている予感はしていますが、私の行く末はいったいどこなのか…。